氏神さまとは?私たちの暮らしを守る存在
「氏神(うじがみ)さま」とは、自分が住む土地を守ってくださる地域の神さまのこと。
遠方の有名な神社に参拝するのも良いですが、実は一番ご縁が深いのが、この「氏神さま」です。
地元で暮らす私たちの生活や安全、家内の繁栄を見守ってくださっている存在であり、引越しなどの節目にも関係が深い存在です。
私も、休日や思い立った時にワンコの散歩がてら氏神様へお詣りすることも多く、心身の切り替えにとても大変良い影響を与えてくれています。

氏神さまへのお参りがなぜ大切なのか?

毎月のように遠くのパワースポットを巡る方も多いですが、「地元の神さまとのつながり」を忘れてはいけません。
氏神さまへのお参りには、次のような意味とメリットがあります。
- 地域と自分の「縁」を深める
- 日常に感謝する習慣が生まれる
- 願いごとが通じやすくなる(ご縁が近いため)
私たちは、日々の暮らしの中で無意識にたくさんの恩恵を受けています。
- 家族が健康でいられること
- 毎日仕事に行けること
- ごはんが食べられること
- 平穏無事に過ごせること
つまり、特別な願いがなくても「いつもありがとうございます」と感謝の気持ちで参拝すること自体が、運気の流れを整えることにつながるのです。
「困ったときだけお願いする」のではなく、日々の感謝を伝えに氏神さまへ参拝する習慣をつけてみませんか?
氏神さまはどうやって見つける?
自分の氏神さまがどこの神社かわからない場合は、以下の方法で調べられます。
- 地元の神社庁のウェブサイトを見る
- 近所の年配の方に聞く
- 神社で直接聞いてみる
多くの場合、住んでいる地域に一番近い神社が氏神さまであることが多いです。
神社本庁・神社庁などに問い合わせる方法
①神社本庁ホームページ内、各都道府県の神社庁一覧へアクセスします。
②自分の住む都道府県の神社庁をクリックし、氏神様を探します。
・・・が、多くの県ではホームページ上で、氏神様を探すことは出来ないようなので、直接電話をかけると教えてくれます。
氏神様にお参りするタイミングは?
以下のような節目に参拝すると良いとされています。
元旦(初詣)
一年の始まりにあいさつできる初詣がおすすめだと言われています。
有名どころの神社へ初詣に行く事も良いのですが、なるべくなら、その前に地元の氏神様にあいさつしてから行くのが良いとされているそうです。
節分
季節の変わり目である節分は邪気が入り込みやすいと言われているため、
節分のお参りがおすすめです。
2025年の節分(立夏)は5月5日(月)です。
引っ越しや就職など人生の転機
お宮参り、七五三、成人式などの他、受験など自らの人生の節目などに訪れ、祈願よりも自らの誓いを新たにするためのお参りをすることがおすすめです。
この他にも、思い立ったとき、心がざわついたとき、気持ちをリセットしたいとき、感謝を伝えたいときにふらっと訪れてみましょう。
また、病気平癒を願う時にも良いとされています。
氏神さまとのつながりが深まると…
定期的に参拝していると、不思議と心が整い、日々の小さな幸せに気づけるようになります。
「自分は守られている」という安心感が、心の余裕や前向きな気持ちにもつながっていくのです。
まとめ|暮らしのそばに氏神さまを
忙しい日常の中でも、ほんの少し立ち止まって、地元の神社に足を運んでみましょう。
お願いごとをするだけでなく、感謝を届ける場として、氏神さまとのつながりを深めていくことが、より良い毎日をつくる一歩になるはずです。
(参考)氏子神社と崇敬神社
氏子神社に対して、地縁や血縁的な関係以外で個人の特別な信仰等により崇敬される神社を、「崇敬神社(すうけいじんじゃ)と呼ばれます。
(何となくではあっても)毎年初詣に行く神社が、それにあたるでしょう。
神社本庁のホームページでは、氏子神社と崇敬神社を共に信仰(崇敬)しても差し支えないとの見解が示されているので氏神神社以外へ行ってはダメということではありません。
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