【BMW F30系】パワーシートの設定方法とメモリー機能の活用術

BMW 3シリーズ（F30/F31/34など）のパワーシートは、快適なドライビングポジションを実現するための多彩な調整機能と、便利なメモリー機能を備えています。

本記事では、パワーシートの基本的な調整方法から、シートとミラーの位置を記憶・呼び出す手順までを詳しく解説します。

パワーシートの設定方法
設定の呼び出し方
1. ワンタッチでのポジション調整のコツ
  1. ドアを開け、イグニッションがオフになっている場合
  2. ドアが閉じている。もしくはイグニッションがオフになっている場合。
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パワーシートの設定方法

BMWのパワーシート設定ボタンは、運転席と助手席の座面側部についています。

パワーシートの基本調整方法

パワーシートの調整ボタンは、運転席と助手席の座面側部に配置されています。
以下の4つの項目を電動で調整可能です。

シート角度：背もたれの傾きを調整
座面の前後：シートの前後位置を調整
座面の高さ：シートの高さを上下に調整
ランバーサポート幅：腰部のサポートを調整

これらの調整により、長時間の運転でも疲れにくい最適なポジションを設定できます。

細かな調整が出来る上、腰回りの「ランバーサポート」でしっかりと身体をホールドできるので疲労が軽減します。

シート位置だけではなく、ミラー角度の設定も記憶できる！

パワーシートのメモリー機能は、シート位置だけではなくミラーの角度も合わせて記憶してくれます。

予めシート位置に合わせて、ドアミラー角度の調整も合わせて行いましょう。

シート位置・ドアミラー角度の記憶

パワーシートのメモリー機能を使用すると、シート位置だけでなく、ドアミラーの角度も一緒に記憶できます。
設定手順は以下の通りです。

シートとドアミラーを希望の位置に調整
「M」ボタンを押す：ボタンが点灯します
記憶させたい番号（「1」または「2」）のボタンを押す：「M」ボタンの点灯が消え、設定が完了します

この機能により、異なるドライバーがそれぞれの好みのポジションを簡単に呼び出すことができます。

ちなみに、シートポジションの設定が2つあるのは、乗るときと降りるときを想定しているのだそうです。

設定の呼び出し方

記憶したシートとミラーの位置を呼び出す方法は、車の状態によって異なります

ドアが開いていて、イグニッションがオフの場合：記憶ボタンを短く押すだけで、自動的に設定された位置に調整されます。
ドアが閉じている、またはイグニッションがオンの場合：記憶ボタンを長押しする必要があります。これは、運転中の急なシート移動を防ぐための安全設計です。

このように、状況に応じて適切な操作を行うことで、安全かつ快適にメモリー機能を活用できます。

ワンタッチでのポジション調整のコツ

一部のユーザーからは、「記憶ボタンを押し続けないとシートが動かない」との声もあります。
これは、操作のタイミングによるものです。
例えば、車に乗り込んだ際にドアを閉める前に記憶ボタンを押すと、ワンタッチで自動的にシートが動く場合があります。
このような操作の順序を工夫することで、より便利にメモリー機能を活用できます。