株式投資を初めてから結構な年数が経過しますが、振り返ってみると色々試して(というか、節操なく手を出して)いました。
証券口座を開設したての頃は、日本株でデイトレードの真似事をしていました。
面白いほど、たった数秒間で数万円を「稼いだ」時の高揚感や万能感に支配されていました。
本を数冊読んだだけで、たいした勉強もせずに売り買いしていました。
今思えば、お金をおもちゃのように扱っていたのだと思います。
それでも結構な金額を「稼いで」いたのですが、そんなラッキーはなかなか続かないものです。
数分間で*00万円を溶かしてしまったときは、しばらく立ち直れませんでした😭
ですが、このまま引き下がるのは悔しいけれども、このまま同じ方法でお金を注ぎ込むのは投資ではなく、最早ただのギャンブルであることは明らかでした。
そこで、ようやく自分の投資行動を見直すことにしました。
振り返ってみた結果、私の主な投資行動は以下の3つでした。
1、上昇中の株に手を出す時に迷っていまい、結局高値掴みになってしまう。
2、大きく下落した株に手を出して、さらに下がって含み損を抱える
3、含み益のある株を持ち続けて、結局含み損を抱える
あほです。
ようやく本来の意味での「勉強」を始め、投資行動を見直した結果、毎月一定額の投資信託積み立てと、米国およびそれを含むETF(上場投資信託)の積み立て投資が、最も自分に合っていることが分かりました。
改めた投資方針は以下の通りでした。
1、投資信託で一定額の積み立て投資を行う。
2、所属している会社では従業員持株会があるので、毎月一定額ずつ積み立てを継続する。
3、日本株は今保有しているのみで買い増しはせず、手放すルールを予め決めておき、条件が整ったら自動的に発動するようにしています。
4、米国を含むETFを少しずつ購入。ドル建てで資産保有する。
上記1,2は、いわゆる「ほったらかし投資」です。
3は、いわゆる塩漬け。
4の投資のみ、自分の意思が介入できます。
ただ、近年は仕事が忙しくなってきたし、円安が続いているので、主に配当金による投資のみを行っています。
また、ETFのポートフォーリオは意識するようにしており、ほぼ同等比率を目指しています。
ただ、最近は下落した債券&高配当株を拾いに行ったので・・
現在のETF比率は概ね、債券:35%、全世界:29%、高配当:36%
となっています。
当初は債権比率をもっと下げようかとも思ったのですが、毎月の配当金がクセになったことと、債券の下落トレンド相場で買い増していました。
現在は株価トレンドが下落に転じていますが、意外と変動が少なく、安心感のあるポートフォーリオになっているような気がします。
答えが出るのはまだまだ先かもしれませんが、ストレスが少なく資産形成そのものを「楽しむ」投資手法を比較的早めに見つけられた事は、ラッキーだったと思います。
これからも、色々あるでしょうが、混沌とする世界を楽しみながら、投資を続けて行きます。
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