2025年12月23日に受け取った、米国債券ETF(BND・BNDX)の分配金(配当金)を公開します。
債券ETFは毎月上旬に配当されますが、例年は1月上旬に配当される年末配当が今年は12月に配当金が入金されたようです。
今回も実際の受取額や保有数量、配当利回り、米ドル/円レートの影響など、リアルな運用結果を知りたい方に向けてまとめました。
📌 この記事でわかること
- BND・BNDXの2025年12月分(期末配当)配金額(実績)
- 配当利回りの目安
- 為替の影響(ドル建て⇔円建て)
- 長期保有のメリット・デメリット
🔍 今月の分配金(2025年12月:期末配当)
毎年の事ながら、BNDXの期末配当はえぐいです(´▽`*)
| ETF | 保有株数 | 分配金 (1株あたり) | 合計(税引後※) |
|---|---|---|---|
| BND | 102株 | $0.2466 | $19.82 |
| BNDX | 50株 | $0.9686 | $34.75 |
| 合計 | – | – | $54.57 |
※配当落ち日以降に買い増しを行っている場合があります。
※分配金は税引き前公表値の小数点5桁目を四捨五入
※米国現地課税(10%)+日本課税(20.315%)あり
※NISA口座の場合は国内課税は非課税(海外分のみ)
💰 為替換算(円換算の配当金)
今回の受取時点の為替レート:1ドル=155円
年末に、このお小遣いは嬉しいです(´▽`*)
頂いた配当金で、BNDXを買い増すつもりです。
| ETF | 配当金(税引後/ドル) | 日本円換算(目安※) |
|---|---|---|
| BND | $19.82 | 約3,072円 |
| BNDX | $34.75 | 約5,386円 |
| 合計 | $54.57 | 約8,458円 |
※為替差損益・為替手数料は別途考慮が必要です。
📈 年間配当利回りの目安(実績)
今年最後の配当が行われたので、2025年12月24日現在の年間配当利回りは以下で確定しました。
税金が約30%控除され実際の利回りは3%前後となりますが、資産変動を抑制してくれることを考えると、それを差し引いても筋の良い投資先だと思います。
| ETF | 想定年配当金 | 現在価格 | 利回り(実績) |
|---|---|---|---|
| BND | 約2.85ドル/年 | 約74ドル | 約3.8%前後 |
| BNDX | 約2.12ドル/年 | 約48ドル | 約4.4%前後 |
※想定年配当金は、今年に入ってから当月までの分配金平均×12(目安)
※利回りは、税引き前利回り
※執筆時の価格・直近分配額ベースの参考値
🧗米国株 保有株式数の推移
12月19日の配当落ち下落と円が154円台に触れた時に、BNDおよびBNDXを買い増ししました。

BND,BNDXなど債券ETFは新NISA枠の対象外で、配当税率が30%近くになり実質的な利率は3%前後と多少物足りないかもしれません。
しかし今年4月のトランプ関税ショックでも証明されたように、債券ETFの暴落耐性は強いので資産の3割程度は保有しておきたいと考えております。
また、来年は旧NISA枠で購入しているBNDが特定口座へ移管され配当減収になる見込みなので、円建てで買い増しをしておきました。
まもなく全世界・高配当株からの配当もあるので、債券ETF(BND,BNDX)をどれだけ集められるか楽しみです。
※BND、BNDXの配当税率
BND,BNDXなど債券ETFは新NISA枠から対象外なので、二重課税により配当税率が30%近くになります。
具体的には、日本の投資家が米国株の配当金を受け取ると、まず米国で10%が源泉徴収されます。
さらに、残った金額に対して日本でも20.315%(所得税15.315%と住民税5%)が課税されます。
計算してみると
米国での源泉徴収:100%-10%=90%
日本での課税 :90%×(100-20.315)%=71.7%
何もしないと、合計で約28.3%が持っていかれます( ;∀;)
外国課税は確定申告で帰ってくるらしいですが、やったことありません( 勉強不足( ;∀;))
来年は旧NISA枠のBNDが特定口座へ移管されるので、今年のうちに確定申告に挑戦してみようと思います。
💵米国株 累計配当金(ドルベース)
累計配当金は700ドルを大きく上回りました。
今年は毎月の配当率が低かったものの、累計額(赤線)が前年同月(黒破線)よりも上振れを保つことが出来たのでモチベーションが下がらず、少しずつでも買い増してよかったなと実感できます。
また、期末配当が大きく満足いく結果となりました。
ただ、1月は期末配当分がないため、前年度を下回るスタートになるのでしょうね( ̄▽ ̄;)

👛債券ETFはモチベーション維持に最適
債券ETFは、積立投資枠の対象外で特定口座枠での購入しかできません。
利回りはそれなりに出てきたので、最近価格もじわじわと上昇傾向ですが、地味な投資先とみなされることも多いようです。
ですが、『〇〇ショック』のような市場変動が起きても、株価と比べて債券株の値動き(値下がり)は小さいので、資産防衛の盾となってくれます。
これは50代を迎え、これまでよりもリスクを取りにくくなった私にとっては大きなメリットとなります。
また、毎月携帯代と同程度の額である3,000円の配当金が入ってくるのは大きな安心感につながります。
来年も購入しやすいSPYDとともに手持ちの少ないVYMとHDVを買い集めながら、高配当株のドル配当金でこれらの債券ETFを買い集める方向で進めていきたいと考えています。
⚖️ポートフォーリオの推移
米国ETFのポートフォーリオ推移です。
僅かに債券ETF(BND,BNDX)の割合が増えましたが、高配当株や全世界ETFの評価額上昇に伴い、その増加幅は抑えられています。
50代に入り、かつてほどリスクは取りにくくなったので、債券ETFは更に積み増したいところです。

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