節分(立冬:11月7日)時期には氏神さま詣でを行い、更なる開運を

⛩神頼み

私は出張族で多くの場所を訪れる機会が多いことから、神社・仏閣巡りが趣味になっています。

また、休みの日にはワンコの散歩がてら自宅近くの神社へお詣りすることも多く、心身の切り替えにとても大変良い影響を与えてくれています。

ですが最近、「氏神(うじがみ)さま」の存在を初めて知りました。

勿論、氏神さまという言葉そのものは聞いたことがあったのですが、遥か遠い昔のしきたりやしがらみの話で、自分には関係ない事だと思っていました。

ですが、それは大間違いであることを知り、現在の土地に住み始めて8年目を迎えたときに初めて参拝しました( ̄▽ ̄;)

そもそも、氏神さまとは何ぞや?

お参りすることによる御利益は何なのかを、勉強していきたいと思います。

氏神さまとは?

氏神さま=自らの住む土地をお守りくださる神様

その神様を祀っている神社を、氏神神社と呼ぶそうです。

また、

この神社の鎮座する周辺の一定地域に居住する方を氏子(うじこ)と称します。

元々は名字が同じ(〇〇一族のような)氏族の間で、自らのルーツである「祖神(親神)」や、氏族に縁の深い神様を氏神と称して祀ったことが「氏神さま」の由来であると言われているそうです。

また、昔は多くの人が一生涯を同じ土地で過ごしていたので、同じ姓を持つ血縁一族のみが氏子と呼ばれていました。

しかし、時代とともに人が他の土地へ移住することも増え、今では「同じ一族の神様」というよりは「その人が住む土地の神様」という意味合いが強くなっています。

このことから「氏神さま」は生まれ育った土地ではなく、現在居住する土地の神様のことを言います。

ですが、現在、我々の一体どれほどの方たちが土地の縁(地縁)を意識して過ごしているでしょうか?

せいぜい駅からの距離など利便性や、ブランドイメージ程度だと思います。

私自身も「氏神さま」なんて、昔の話だと思っていました。

その一方で、初詣は多くの御利益が得られるであろう、有名どころやその年の干支にちなむ神社へお詣りする事ばかり考え、自分が住む場所の氏神さまを知ろうとも思いませんでした。

氏神さまと接する機会も、地縁について意識する機会も殆どなくなっていました。

でも、それは大きな間違いであるようです。


なぜ、氏神さま詣でが必要なのか?

古来より日本人は、お正月や七五三のような季節や人生の節目などに、氏神さまにお参りをしてきたそうです。

なぜ、氏神さま詣でが必要なのか、公式の見解は見つかりませんでした。

これは私の個人的見解でしかないのですが、生かしていただく、この土地に住まわせていただくことに対して改めて感謝するためではないかと思います。

最も身近な神社で謙虚さを取り戻しながら、生きていく。

こうして頭と心をリセットしながら、大切な人たちと幸せに生きていく

そういうことだと理解しました。

氏子神社と崇敬神社

氏子神社に対して、地縁や血縁的な関係以外で個人の特別な信仰等により崇敬される神社を、「崇敬神社(すうけいじんじゃ)と呼ばれます。

(何となくではあっても)毎年初詣に行く神社が、それにあたるでしょう。

また、私にとっては「何となく心惹かれる」という理由でしかないのですが、郡山市の開成山大神宮が私にとっての「崇敬神社」にあたるようです。

神社本庁のホームページでは、氏子神社と崇敬神社を共に信仰(崇敬)しても差し支えないとの見解が示されているので氏神神社以外へ行ってはダメということではありません。

氏神様にお参りするタイミング

常日頃、氏神様をお参りするのが良いですが、特に以下のタイミングがおすすめです。

氏神さまを詣でると、頭がすっきりします

初詣

一年の始まりにあいさつできる初詣がおすすめだと言われています。

有名どころの神社へ初詣に行く事も良いのですが、なるべくなら、その前に地元の氏神様にあいさつしてから行くのが良いとされているそうです。

節分

一般的に、節分は立春を指すことが多いようですが、季節ごとにあります。

季節の変わり目である節分は邪気が入り込みやすいと言われているため、この日のお参りがおすすめです。

ちなみに節分は微妙にずれることがあります。

2024年の節分は以下の通りです。

立春(2月3日)、立夏(5月5日)、立秋(8月7日)、立冬(11月7日)


人生の節目

お宮参り、七五三、成人式などの他、受験など自らの人生の節目などに訪れ、祈願よりも自らの誓いを新たにするためのお参りをすることがおすすめです。


氏神さまの探し方

引っ越しや単身赴任や長期出張等で、その土地に長期間滞在する時に自分がまつるべき氏神さまを知る方法はいくつかあります。

神社本庁・神社庁などに問い合わせる

神社本庁ホームページ内、各都道府県の神社庁一覧へアクセスします。

②自分の住む都道府県の神社庁をクリックし、氏神様を探します。

・・・が、多くの県ではホームページ上で、氏神様を探すことは出来ないようなので、直接電話をかけると教えてくれます。

皆さんも氏神さま詣でを行い、更なる開運を祈念します!

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