君は生まれたのは、春先からだんだんと日差しが強く差し込む季節の、とある日曜日の夜中でした。
我々にとって初めての子供、双方の両親にとってみれば初孫ということもあり、なかなか出てこない君にみんなやきもきしていました。
予定日を2週間近く過ぎたその日、君のお母さんが君が生まれる前に熱が出て、周りがますます心配する中、当時「みどりの日」と呼ばれた祝日・日曜日の夜中に君は生まれました。
君は、周りの赤ちゃんよりも一回り大きい3988g
「サンキューパパ」
覚えやすい出生体重です。
熱が出ている中で生まれたので、異常はなかったのですが大事を取って念のために点滴を打つために、おくるみが片方だけはだけていたので「遠山の金さん」や「きんちゃん」と呼ばれていました。
これが君にとって初めてのあだ名です。
そういえば、同じ日にカーテンで仕切られた隣で、旦那さんへ散々悪態をついていた奥さんは無事出産したのかなー( ̄▽ ̄;)
★★★
あれから20年が過ぎました。
社会人になると同時に、君は家を出て一人暮らしを始めました。
私からは勉強をしないことに散々怒られながらも、高校受験の頃にバイクにはねられた時以外は無事に育ち、今日から社会人生活が始まります。
ついこの間、自分が社会人になったばかりだと思っていたのですが・・・
時が経つのは早いものです。
★★★
私は君に対して勉強と立ち居振る舞いについては、厳しく育ててきました。
君にとってこの家は、かなり息苦しかったかもしれません
ただ、どこででも生きて行けるだけの娘に育ってくれたことを誇らしく思います。
正月恒例の家族麻雀
★★★
羽ばたきなさい、大空へ。
決して後ろを振り返らずに
前へ、前へ。
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