前回の伊勢神宮(外宮)参拝に続き、三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮(内宮)へ、旅行がてらさんと空(くう)様(ワンコ)とで参拝してきました。
外宮編と重複しますが、大切な事なのでペット連れ参拝時の預け方を記載します。
伊勢神宮はペット禁止なので、預けてから参拝しましょう!
伊勢神宮は外宮、内宮、別宮、いずれもペットを連れて境内には入れません。
なので、ペット連れで参拝をするときには以下3通りの預け方があります。
神宮内の衛士見張所(えしみはりじょ)で預かっていただく
神宮内には車いすの貸し出しや、小型犬を預かってくださる「衛士見張所」が、内宮2か所(※ペットを預けられるのは1か所)・外宮2か所あります。
ペットを預けられる3か所の衛士見張所には、それぞれ15台程度のケージ・クレートが用意されており、そこに預けて参拝することが出来ます。
また、予約不可で、ケージやクレート内で粗相した場合は、自分で処理する必要があります。
これは、神宮側の「ペット連れの参拝は禁止だが、無碍(むげ)に追い返すのではなく、ペットの居場所だけは確保してあげよう」という配慮です。
これに対して、無遠慮に文句をつけることはそれこそ、「罰当たり」な言動ですので、慎みましょう。
同伴者に預ける
伊勢神宮は広く、内宮、外宮共に参拝コースはそれぞれ1時間ほどを要するので同伴者に預けては、せっかくの「お伊勢参り」を楽しむことが出来ませんので現実的ではないかと思われます。
内宮近くにある民間のペット預り所
このため、予めお留守番をさせるか、内宮近くの民間のペット預り所に預けることが現実的だと思います。
今回は、内宮前にある犬泊(わんぱく)伊勢内宮店に預け、バスで外宮へ移動しました。
ペット預かり&レンタルバギー わんぱく神社 伊勢内宮店 (ise-wanpaku.jp)
※内宮前の大通りに面していますが、分かりにくいので注意が必要です。
内宮(ないくう)と外宮(げくう)
伊勢神宮には内宮(ないくう)と外宮(げくう)があり
皇室の御祖先の神と仰ぐ天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(皇大神宮:こうたいじんぐう)と、天照大御神がお招きした衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮(豊受大神宮:とようけだいじんぐう)があります。
御祭神
天照大御神は、日本神話で主神とされる日本の最高神です。
また、太陽神、農耕神、機織神など多様な神格を持つ天皇の祖とされる神様(皇祖神)で、国土安泰、開運、勝運、福徳など、あらゆる分野における御神徳を賜ることが出来ると言われています。
神社案内
内宮入口
伊勢神宮(内宮)入口です。
外宮と比べると質素です。
しかし、圧倒的な人出の多さがあるにもかかわらず、騒がしくもなく荘厳な空気が支配しています。
これが伊勢神宮内宮の凄みなのでしょう。
宇治橋
宇治橋は、日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋といわれており、内宮のお参りは宇治橋の前で一礼して、橋を渡ることから始まります。
内宮は右側通行です。
宇治橋から先にはトイレが少ないので、先に済ませてから参拝しましょう。
ちなみに、橋の左右に敷かれているのは滑り止めです。
小雨が降っていたので皆、その上を歩いていました。
神苑(しんえん)
道幅の広い参道が続きます。
その周囲には「神苑(しんえん)」と呼ばれる丁寧にに刈り込まれた庭園が。
勿論ですが、立ち入るなど罰当たりな事をするものは誰もいません。
伊勢神宮に奉納された、三重県産の清酒。種類多っ!
手水舎
手水舎で身を清めます。
手水舎のある方向が進行方向で、内宮は右側に手水舎があるので右側通行です。
五十鈴川と御手洗場(みたらしば)
さらに鳥居をくぐり、右手に進むと・・・
五十鈴川ほとりの御手洗(みたらし)場が見えてきます。
ここでは、手水舎と同じようにお清めができます。
※滑ったり落ちたりしないように、十分注意してくださいね。
社務所・神楽殿
参道をさらに進み、鳥居をくぐると
立派な社務所が見えてきます。
社務所ではお守りや御朱印の領布、祈祷受付が行われます。
社務所の前を進むと、神楽殿が。とんでもなく立派です。
神楽殿ではご祈祷のお神楽や御饌(ぎょせん・みけ:お祭りなどでお食事を神様に献上すること)が行われます。
正宮参拝
まずは正宮参拝です。参拝者が途絶えることがありません。
内宮では、石段の先は撮影禁止です。
写真中央部の白い布の前で参拝します。
ちなみに外宮同様、正宮参拝時のお賽銭は禁止です。
御稲御倉(みしねのみくら)
神宮神田で収穫し、三節祭でお供えされる御稲が奉納されます。
外幣殿(げへいでん)
かつて天皇以外のものから奉られた幣帛(へいはく:神への捧げもののこと)を納めた建物。
内宮は正宮御垣の外にありますが、外宮は御垣内にあります。
別宮 荒祭宮(あらまつりのみや)
照大御神の「荒御魂」をお祀りする、内宮第一の別宮です。
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。
ご祭神は、天照大御神の荒御魂。
神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂(にぎみたま)」と申し上げるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂(あらみたま)」とたたえます。
御池
雨上がりで、日の差し始めた御池が木々と共に美しく彩られています。
御朱印
内宮の御朱印はコチラ
感想・あとがき
伊勢神宮は日本国内最高峰の神社だけあって、荘厳で清澄な空気の中で心が洗われ、今後の生き方を見直すことが出来る最高の時間を過ごすことが出来ました。
また、今回の伊勢神宮参拝に、ワンコの空(くう)様を連れていく事には相当迷いました。
しかし、調べてみると意外にペット対応ホテル(別のエントリで紹介したいと思います)や、神宮内や神宮近くに預り所があることが分かり、挑戦してみることとしました。
空様を「犬泊(わんぱく)内宮前店」に預けてから、伊勢神宮の外宮、内宮を参拝しましたが、参拝だけで内宮、外宮それぞれ1時間程度、バス移動を含めると4時間ほどを要しました。
お迎えに行ったとき、店員さんに様子を尋ねたところ、トリミングで慣れていたのでしょう、大人しく待っていてくれていたとのことでホッとしました。
※「空ちゃんは抱っこが大好きですね」と言われ、甘やかし放題なのがばれましたが。(;’∀’)
世の中がどんどん便利になっています。
これからも、カミさんと空様と一緒に、色々な場所へ旅を続けたいと思います。
伊勢神宮(内宮)HP→皇大神宮(内宮)|神宮について|伊勢神宮 (isejingu.or.jp)
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