自尊心が肥大するとき
普段は聞き流すような、周囲からの何気ない言葉やメールにイライラし、自尊心が傷つけられたと感じる時があります。
それは決まって、自分の気持ちに余裕がないときです。
私が気持ちに余裕がなくなるのはこんな時です。
仕事がトラブル続きで、疲労がピークに達して投げ出したくなるとき
体力やパフォーマンスの低下を実感した時に「俺はいつまでここでやって行けるのか?」という不安を抱え、「後〇十年、この仕事を続けるのか?」と途方に暮れ、迷うとき
会社の方針が、自分の感覚と全く合わない状態で悪い方向へ進んでいると感じるとき
・・・いずれも気持ちに余裕がなくなるのは、「居場所がない」もしくは「居場所がなくなるかもしれない」と感じる時でした。
また、気持ちに余裕が無くなると、それを補うように自尊心が肥大化することも実感しました。
この感情を抑え込むことの難しいこと!( ̄▽ ̄;)
また、年齢や社歴が長くなるにつれて出てくる「俺はえらいんだ」という変な自尊心と、舐められない(=居場所を失わない)ための牽制や膠着を目にする度に、自尊心の肥大化を抑制することの難しさを感じます。
外国人や純粋な外国企業ってどうなんだろう?
気持ちに余裕が無くなると、怒りが沸き起こりやすくなります。
怒りは恐怖や失望、心配、悲しみなどの二次感情と言われています。
ex)「子供が遅くまで帰って来なくて、心配で怒る」など。
今、弊社だけではなく、世の中も相当ギスギスしているのは、この肥大化した自尊心によるものじゃないかと思っています。
前を向いて進み続ける人たち
ここ最近、埼玉県久喜市のビジネスホテルに宿泊しています。
施設の古い、何の変哲もないビジネスホテルですが、従業員さんが24時間フロントに常駐し、ベトナムから働きに来ている方もいらっしゃいます。
このビジネスホテルでは、少なくとも私が出会った全てのスタッフの皆さんが真摯に仕事に向き合っていました。
こういう時に、はっと我に返ります。
時には恥ずかしくなることすらあります。
今の自分は、彼ら彼女らのように真摯に向き合っているのだろうか?と。
自尊心を肥大化させているうちに、自分たちで人生を切り開こうとする人たちに取って替えられる。
日本人とか外国人じゃない。
どこに所属しているかじゃない。
ひた向きに目の前のことに向き合っているか、そうではないかで自分の将来が大きく変わってくるかもしれない。
脅威はすぐそこに迫っている。
自分の中の、何かを変える必要がありそうだ。
さもなければ→変わらない。替わるだけ – Chikirinの日記 (hatenablog.com)
そう思わせてくれた「ホテル久喜」の方々に感謝します。
ホテル久喜→ホテル久喜トップページ – ホテル久喜公式ホームページ (hotelkuki-jp.com)
出張や旅先で、色々なものに気付くことも多いです。
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