通信制高校から国公立大学進学への幻想

👧働き方・健康

不惑のおじさんも、上手くいかないことばかりです(;^ω^)

ウチには子供が3人いますが、皆、中学3年生~高校1年生で学校に行かなくなりました。

うーん、子育て失敗かと思い悩んでしまいます。

んが、

私も高校生の頃は殆ど学校に行っておらず、卒業日数ギリギリで卒業しました。

なので、これも血かなーと思いつつ。

でも、今はずいぶん便利になっていますね。

通信制高校では一定の単位を取得すれば、高校卒業の資格がとれます。

全国にも相当数存在していて、皆さんの近所にもきっと通えるところが見つかります。

最低限、高校卒業の資格を取るのであれば全く問題ないと思います。

ウチの一番上はそもそも勉強が苦手でしたので高校卒業後は専門学校に行き、資格試験取得時に勉強しなかったツケを払っているようです。ザマミロ( ゚Д゚)

二番目は一応、大学進学を目指しているのでサポート校を併用しているようですが、かなりの(理系私立大学の3/4程度)費用が掛かります。

通信制高校在学で、それなりの大学に行かせようと思う場合は覚悟をすべきです。

通信制高校は、普通科高校の進学コースに比べると圧倒的に授業時間数が少ないです。

サポート校は、在校時間が長くても基本的には自習です。

聞ける先生は居ても、本人が質問しなければ何の意味もありません。

別途塾で、模擬試験の日程や目標大学への興味を持たせるなど、親が手厚く支援し刺激を与え支援しなければ、どうしても学力は落ちます。

「子供の自主性」とやらと、学習環境へお金を投じただけで安心していると、必ず希望は幻想に変わります。

2番目も、国公立大学合格は不可能な学力で、残念ながら私立理系大学と同程度の学費を高校生から準備する財力はありません。

大学進学を諦めるように話をしています。

3番目はこれからこの道を歩む予定ですが、勉強に関しては期待はできません。

私自身は周囲に大学進学希望者がたくさんいた影響から、学校には行かなくても、「大学に行かなヤバイ」という強迫観念の中で必死で勉強し大学に入学・卒業しました。

その一方、受験勉強を行う中で継続的な努力の持つ力と、勉強が人生を切り開く力の源泉であることを知りました。

このことは受験だけではなく、人生に行き詰まりを感じ、転職を意識した時に始めた資格取得の勉強が当時行っていた業務の体系的な習得になるとともに、転職先の選択肢を大きく広げることができました。

また、とても残念なことですが、現在のところは優秀さよりも、どこに所属するかで報われ度合いが変わる現実があります。

だからこそ、勉強の重要性を事あるごとに説いてきましたが、残念ながら伝わりませんでした。

子供たちが成長し学習習慣が根付かなかった今、これ以上の学費をかけて子供にとって嫌なことを強制する理由がなくなりました。

私がこれまで行っていたことは虐待なのでしょうか?

わかりません。本当にわかりません。

通信制高校は、様々な事情があって高校へ行けない人たちの受け皿になっていることは確かです。

その中にも多くの選択肢があり、それを選べる事も親である我々にとっては非常にありがたいことです。

ただ、どうしても本人が本気にならなければ、親がそう仕向けるよう学び続けなければ、望むような現実が得られません。

親も相当な覚悟と継続的なエネルギーが必要なのだと思い知りました。

これこそが子育ての本質なのでしょうね。

親が自ら学び続ける姿を、子供たちへ教え示す。

結果としてこれが夫婦で出来なかったことが、大きな悔恨として残り続けることでしょう。

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