快適に生きるために 行為者‐観察者バイアス

👧働き方・健康

世の中、腹立つ人間が多いですよねー。

悪いことをしても嘘をつくやつ、すっとぼけて謝らない政治家たち( ̄▽ ̄;)

街中でも人混みで故意にぶつかり、人を押しのけながら歩く人間(◎_◎;)

問題が報道されると、まずこれを疑いますよね。

★★★

一方で、我々も失敗することがあります。例えば

短納期の仕事が一気に、たくさん立て込んでしまい、ミスが増えた時。

「断ればよかったのに(=断れなかったこの人が悪い)」という人もいると思います。

いやいや、断れない時ってあるでしょう?

仕事をしていれば一度や二度こういった事に直面することがあります。

ミスをした本人にとってみれば、

「失敗してしまったのは未熟な自分が悪いんだ」と思うのと同時に

「あれもこれも「押し付けられる」中で、ミスを責められたらたまったものじゃない」

とも思うはずです。

私も、この考え方の違いは、ミスした本人の自責思考と他責思考の違いだと思っていました。

皆さんは、燃え尽きてしまう前に、断るか逃げるかしましょう。

★★★

心理学用語に、「行為者-観察者バイアス」という、人間は他者の言動については性格などの内的要因に帰属させ、自分自身の行動は環境などの外的要因に帰属させる傾向があるそうです。

いわゆる「人に厳しく、自分に甘い」傾向です。例えば

街中でぶつかってきた相手に対して、「周りを見ていない自分勝手な人だ」と思うことはあっても、「体調が悪く足元がふらついていたのかも」とまで思う人は滅多にいないと思います。

これも、「盗人にも三分の理」という昔からの言葉があります。

きっと、今に始まったことではなく、古来から葛藤し続けていた感情なのは間違いなさそうです。

あおり運転、ダサすぎます。

朝の出勤前のニュースで、あおり運転など社会規範に反した人や、秩序を乱すような人の映像や音声を目にすることで、「けしからん」と処罰感情がわきますが、自分の感情・正義感では他者を容易にコントロールできないものです。

この無力感がストレスの原因であることを自覚して以降、朝のニュースを見ることをやめました。

また、仕事をしていても救援や、炎上処理をする機会が増えましたが、開き直られることも多くお礼を言われることは殆どありません。

(参考→一度はリーダーになってみよう | ふわふわ不惑 (fuwafuwafuwaku.com)

こういう場合においても、自分の精神衛生を保つためにも、原因を外的要因に帰属させるなど、あまり他者に処罰感情を抱かない習慣づけが大切であることを身を持って知りました。

人を責めず、自分を守るために大切な考え方だと思います。

行為者-観察者バイアス興味のある方はコチラ→ 根本的な帰属の誤り – Wikipedia

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