複利の持つ力

👧働き方・健康

投資を実践している人は必ず聞いたことがある、アインシュタインに「人類最大の発明」と言わしめた「複利」。

元本から得られた利息を再び元本に組み入れることで、大きくなった元本(当初の元本+利息)で得られる利息は必然的に大きくなります。

これが「お金がお金を生む」ということです。

下に単利と複利のグラフを示し増しますが、増え方の違いが一目瞭然です。

          単利のグラフ

           複利のグラフ

私も投資を始めた時、初めて得た利息は46円($0.42:当時$=\110)くらいでした。

数年間、コツコツと積み立てた結果、現在は債券ETFで毎月1,600円($13:現在1$=\130)程度3か月に1回は債券ETF+高配当株、全世界株で11,000円($95~100)程度の収入に増え、その効果を実感しています。

ただ、最初はサラリーマンで毎月給料をもらっていることもあり、複利で得られた資産所得をあぶく銭だと勘違いして気持ちが大きくなり、飲みに行ってしまい結果的に資産所得以上の散財をしていました( ̄▽ ̄;)

給与以外の所得を得られたことは純粋に嬉しかったし、それで飲む酒も美味しかったのですが、ふと我に返り、その分を投資に回していれば orz・・・と考えなおす経験も出来たので、投資によって多くの経験が得られています(;^ω^)

★★★

このように、私はずっと複利の持つ力はお金や投資の世界だけだと思っていました。

しかし先日、マネックスグループCEOの松本大さんが開成中学2年生に向けて行った講演で、成長に対する複利の効かせ方についての話が、心に刺さりました。

内容は以下の通りです。(以下、こちらの記事からの引用→「1割増を40年続ければ1は45になる」開成中2年生が目を丸くしたネット証券社長の”名スピーチ” 正解を覚えるのではなく、旺盛な好奇心を持って考えて考え抜く力が重要 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

「地頭×好奇心=自分の出力量」であること

地頭は人によってそれほど変わらない。

大切なのは好奇心(=頭の回転数:考えること)であり、毎年1割増しの好奇心を40年間持ち続けると、1.1の40乗=45倍に大きくなる。

つまり大事なのは「人より優秀であること」ではなく、好奇心を起爆剤として「自分の力を使い切ること」だと思う。

これから大切なのは正しい答えを覚えることではなく、新しい課題を見つけて、それについて考えて考えて考え抜くことだ。

こう述べられていたそうです。

★★★

・・・本当に、目鱗でした。

・複利の持つ力を自分の成長に利用すること。

・成長の原動力になるのは、無理に行う自己啓発ではなく、好奇心を利用して全力を尽くす事

不惑おじさんは何に好奇心を抱いているのだろうか?

ここ数年、投資もそうなのですが、人材育成について考えることが増えています。

また、最近は周りの方から「resolutionsは、人を真剣に育てようとする人だ」と言われることが増えてきました。

問題に直面するとその現象が持つ善悪ではなく、その人の取る行動の背景について考える癖があるからかもしれません。

★★★

そう考えると、好奇心って「好きな事」ではなく直面する問題や困難の中から生まれることも多いのかもしれない。

そう思うようになりました。

もう少し、私の好奇心をくすぐることを探してみます。

皆さんも是非、探してみましょう。


40代サラリーマンランキング

コメント

タイトルとURLをコピーしました