忙しさの正体

👧働き方・健康

3月も残り1週間とあと少し。

地獄の年度末進行真っ最中です。

この時期は稼働中の案件の日常業務に加え、各案件の決算予測と次期繰り越し予算書の作成、次年度案件配置が重なる最もしんどい時期です( ̄▽ ̄;)

年度末進行でバタバタされている皆さん!

あと1週間です!

31日は金曜日なので、平日が目一杯使えます!

息を止めて乗り越えましょう!!

でも、ダラダラと増えていく項目や業務内容。

これがストレスの最たるものになってきます。

忙しさの正体(その1)~定例業務に潜む無駄~

主に決算業務や、ISO、安全衛生管理に関する業務が多いです。

これらの業務では異動が殆どなく、彼らが業務に精通してくると、目の前の問題点がどんどん目につくし、解釈の幅が広いことから、傍から見ると些末な内容に見えてもその人にとって見れば業務を進化させる「最高の発見」となるようです。

毎年毎年ルールや書式の変更が新たに発生するのは、法改正だけが原因ではないはずです。

我々管理職や担当者がルーティン化しようにも、項目追加に伴う情報収集が必要になったり、データを流用しようにもマクロが埋め込まれたり、毎回毎回1から記入する必要があるのは本当にうんざりします( ̄▽ ̄;)

3か月~年に1回の定例業務なので、私は毎回高速でやり取りを繰り返したり、力技で乗り越えます。

マストでやり遂げなければならないことには、終わりが見えているため”えいやっ”とやり遂げることが出来ますし、妙な達成感を感じることが出来るという難点があります。

本当は、色々と省きたいのですけどねー

忙しさの正体(その2)~慣例化した活動・開発~

弊社の場合は、”小集団活動”や”●●開発”などの無理やり作った感のある活動がこれに当たります(@_@;)

疲弊している現場で働く主に若手が、これらに(ひどいときには複数案件)巻き込まれ、業務の傍らこの優先順位の低い業務に時間を割く羽目になっています。

私も今年度、ある案件に関わるように指示があったのですが、無視していました。

現場の最前線で働く部下たちの方が大切だったからです。

ですが、若い子達はそれをするわけにはいきません。

なまじWEB会議が出来るだけに、現場そっちのけで会議に参加せざるを得なくなっています。

結果として、現場に丸投げする格好となり、せっかく現場で得られる経験やチャンスを失い続けています。

私も管理職も黙って見過ごすことは出来ず、こういった活動を減らすことを提言していますが、全く会話がかみ合いません→業務効率改善 業務量削減の難しさ | ふわふわ不惑 (fuwafuwafuwaku.com)

言い回しや、低減化するメリットを考える必要があるのですが、なかなか良い方法が思い浮かばず悶々とする日々が続いています(@_@;)

忙しさの正体(その3)~社内余剰人員の受け入れ~

その一方で、稼働率の低い工場からの余剰人員を受け入れることも増えました。

受け入れる我々はただでさえ忙しい中で、PCの使い方を知らない方に使い方を教えながら(!)業務に取り組んでもらうことから、人によっては相手に当たることもあります。

派遣される方としては、長年馴染んだものとは大幅に異なる畑違いの業務に苦労して(もしくは臨んだ異動ではないため、嫌々)取り組みますが、派遣期間が済んだら殆どの人が二度と来ることはありません。

同じ会社の中で、こんなことが起こって皆が疲弊しているのです。

でも、なまじっか良い環境にいたため、断ることも辞めることも出来ないのです。

結果として、わけの分からない忙しく、疲弊した仕事が出来上がります。

忙しさの正体(その4)~「念のため」「ついでに」に潜む罠~

主に調査や品質管理業務に多いのがこれ。

「念のため、この項目も追加しよう」

「ついでに、ここまで調査範囲を広げよう」

いったい何のため?

頻繁に、この言葉を使う人を私は信用していません。

どうして「念を入れ」たり、「ついでに」業務を追加する必要があるのか

まずは言語化する努力をしましょう。

★★★

上記の”忙しさ”によって疲弊し、”ギブアップ”宣言をした後に待っているのは「待機」状態です。

評価はどうあれ、身分は保証されます。

頑張れば頑張るほど負荷が高くなる一方で、ギブアップしても(見かけ上は)さほど変わらない、内勤により異なる仕事を与えられる「守られた」生活が出来ます。

しかし誰一人として、楽しそうな顔をして仕事をしていません。

誰かが言いました。

「日本って、社会主義国家でしたっけ?」

やっぱり、解雇規制って撤廃したほうが良いと思います。


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